さて、少し前に現在の4K有機ELテレビの最高峰とも言うべき、パナソニック製TH-55GZ2000とTH-65GZ2000について解説しましたが、近いうちに、そのフラッグシップモデルの最新型4K有機ELテレビ、TX-55HZ2000とTX-65HZ2000が登場する予定です。一応、型番に関しては、欧米での表記ではそうなっていました。
さて、この最新型がどう変わるのか、と言えば、当然のようにハリウッドスタジオクオリティーの映像技術は変わりませんが、映画やテレビの制作者の映像美の意図が忠実に再現できるフィルムメーカーモードを搭載するようです。これは、制作者の作り出す色味を忠実に再現するモードです。また、映像を楽しむ環境の明るさに応じて映像の輝度を自動で調整するDolby Vision IQ技術をサポートします。
もちろん、肝心の有機ELパネルは最新の物を使用し、パナソニック独自のチューニングが施されたオリジナル加工はそのままに、次世代パネルなので20%ほど輝度が上がっているとの事です。
また、HDMI接続端子が従来のARC規格から、拡張版のeARC規格となり、Dolby ATMOSやDTS:Xの非圧縮出力にも対応しました。これにより、相手方に繋げるAVアンプがDolby ATMOSやDTS:Xに対応していれば、そのフォーマットで出力されます。
ただ、旧機種と同様に内蔵音響も素晴らしい出来のままですので、本体だけでもその立体サウンドを十分に楽しめます。
日本版ではどうなるかまだ分かりませんが、欧米向けのリモコンはアルミへアラインを施したとてもスタイリッシュなリモコンに変更されていました。
現行のTH-55GZ2000とTH-65GZ2000が、各種の賞を総なめにした素晴らしい仕上がりでしたので、今回のモデルチェンジもとても期待が大きいです。
私も、一時はソニーの新型の購入を考えていましたが、このパナソニックの最新型の速報を見て以来、私の心はそこにあります(笑)。
早く日本でも発表されて、発売して欲しいですね。私も、待ち遠しいです。
akira918