実は、6月の中頃、東芝のモニター販売の抽選がありまして、その抽選に当選し、今回の4K有機ELレグザ55X9400を購入しました。当時の売値は、約33万円でしたが、モニター価格は27万円。そして、キャッシュバックキャンペーンとして後日、1万円が貰えることとなり、実質26万円(5年間の長期保証サービス含む)となり、大変お得に購入できました。
画質の評価をするために、いろいろと自分で調整などをして、時間をかけて満足の良い画質となったので、この辺りで画質のレビューをしたいと思います。
これらの写真は、Nikon D800と言う一眼レフカメラで撮ってみたのですが、正直、観たままのようには映りませんでしたので、あくまで参考程度のレベルです。
初めは、テレビをお買い上げ時の標準設定のままで視聴していましたが、いまいち画質に色気が無かったので、自分好みの調整を致しました。
ここまでの調整は、「あざやか」を選んだモードです。自動調光をしたくない場合の設定です。
↑ そしてこちらは、自動調光がONの場合の設定。視聴環境の明るさと色合いによって、自動的に調光するモードでの設定です。
上記の写真のようにパラメーターを設定したところ、とても自然な発色、かつ、美しい映像となりました。
色のノリもメリハリもとても素晴らしく、特に4K画質モードでは特に美しいと感じました。
色味の調整は、個人個人の個性もありますから、断言はできませんが、このテレビはとても優秀だと思います。
あと、機能面で言えば、やはりタイムシフトマシンは、大変使い勝手が良くなりました。個人的に東芝製のテレビを買うのは初めてでしたが、この機能はとても素晴らしく思います。
あっ、と観たい番組に気づいたときに時間が経ってしまっていた時に、「始めにジャンプ」や「過去番組表」機能にはとても驚きました。この機能の便利さを知ってしまうと、もう後には戻れません(笑)。
アンドロイドTVでは無いため、Disney+などは追加できませんが、Amazon Fire TV Stick 4Kを用意して、テレビのHDMIに接続すれば、簡単にこのテレビでもDisney+が観れるようになります。
しかも、リモコンもしっかりと本体と連動して、電源オンや音量調整がFire TV付属のリモコンで操作できます。
ただ、一点だけ気になったのは、一部の映像だけでしたが、人間や文字テロップの輪郭にノイズが少し目立つ点がいくつかありました。この点は、のちのファームウェアのバージョンアップで改善してくれるかもしれません。
音質面では、低域がやはり軽い感じがします。ツイーターを搭載しているので、人物のセリフなどはとても明瞭で、ちゃんと画面の中央から聞こえてくるような音の定位などはしっかりしています。
私の自宅の場合、音響設備は、YAMAHAのオーディオシステムに接続しているため、それに慣れてしまうと、やはりテレビ内蔵スピーカーだと貧弱に感じます。やはりここは、専用のシステムを組んだ方が本領を発揮してくれます。
また、テレビ内蔵スピーカーではドルビーアトモスなどには対応していないため、やはり外部にAVレシーバーなどのドルビーアトモス対応のオーディオシステムの構築がおすすめです。臨場感がまるで違います。
akira918